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安定ヨウ素剤の事前配布について

原子力防災に係る安定ヨウ素剤を事前配布します 

県と米子市及び境港市は、原子力災害発生時に安定ヨウ素剤の服用を適時かつ円滑に行うため、島根原子力発電所から5~30km(UPZ)圏内に居住する米子市及び境港市の住民のうち、原子力災害発生時に一時集結所等で速やかに安定ヨウ素剤を受け取ることが困難な方で、希望される方に対して、安定ヨウ素剤の事前配布を行います。
詳しくは、以下リンク先よりご確認いただけます。

県医療・保険課ホームページ(外部リンク)


安定ヨウ素剤の優先服用の対象者

安定ヨウ素剤の服用を優先すべきとされるのは、次の方です。
・妊娠中の方
・授乳婦
・未成年者

※原子力規制庁によると、40歳以上の方の安定ヨウ素剤の服用効果はほとんどないとされていますが、40歳以上であっても妊娠中の方及び授乳婦は、胎児及び乳児に対する放射性ヨウ素による甲状腺の内部被ばくの健康影響が大きいことから、安定ヨウ素剤の優先服用の対象とされています。

安定ヨウ素剤の配布・服用に当たって (原子力規制庁のウェブサイトに遷移します。)

原子力防災講座の資料の誤りについて

 昨年10月に、米子市富益公民館区、境港市外江地区、境港市渡地区で開催した原子力防災講座で用いた資料中に、優先的に安定ヨウ素剤を服用すべき対象である妊婦を、服用ができない者であるものと誤解させる表現がありました。
 妊娠中の方は、授乳婦、未成年者と同様に、安定ヨウ素剤の優先服用の対象となっています。
 お詫びして訂正します。

【資料中の表現(誤解を与える表現)】
「妊娠中の方やヨウ素に対してアレルギーのある方等、服用できない方もいらっしゃいます」

【正しい表現】
「妊娠中の方や授乳中の方は、安定ヨウ素剤の副作用リスクよりも、服用しないことによる甲状腺の内部被ばくリスクの方が大きいため、40歳以上の方であっても優先服用の対象となります。但し、アレルギーのある方等であって服用できない場合もあります。」