(平成28年8月28日)船舶を活用した住民避難訓練等の実施

(平成27年8月27日)訓練の一部中止について

天候不良により、参加住民及び参加機関の安全確保のため、船舶による避難訓練の部分(米子市、境港市の住民参加は中止)は取り止めます。
なお、避難退域時検査訓練(鳥取港)、県営広域避難所開設訓練(鳥取県立図書館大研修室)は予定どおり実施します。(午前10時から午後3時まで)


実施目的等

鳥取県地域防災計画(原子力災害対策編)等において、バス・乗用車による避難を中心としつつ、船舶等による避難を補完的手段として位置付けています。
海上自衛隊の協力を得て、連携要領の確認、船舶への乗船、降船の確認及び港湾使用に係る関係機関等との調整方法等の確立及び検証を行うことを目的として、次のとおり訓練を実施します。

実施日時

平成28年8月28日(日) 午前7時30分~午後5時


実施場所

米子・境港市内(一時集結所、境港竹内岸壁)、鳥取市(鳥取港、鳥取県立図書館)

実施機関

鳥取県、米子市、境港市

参加(予定)機関等

訓練参加(予定)機関

鳥取県、海上自衛隊舞鶴地方総監部、海上保安庁境海上保安部、米子市、境港市、境港管理組合、中国電力株式会社 等

訓練参加(予定)者数

住民約30名


訓練想定

訓練実施に際しての基本想定

  • 原子力災害が発生し、全面緊急事態(EAL3)に進展。
  • 今後も事象の進展が見込まれるため、住民は予防的避難を実施することとし、バス等の避難車両等による避難に加え、一部住民については境港に着岸していた海上自衛隊の艦艇(避難に使用可能な状況にあるとの想定)及び海上保安庁巡視艇による避難実施を決定。
  • <県、市からの指示>米子市及び境港市は、船舶での避難を指示された住民に対し、一時集結所を経由して境港の岸壁に行き、鳥取港まで移動するよう指示、広域避難所の開設指示及び鳥取港での避難退域時検査会場開設準備の決定
  • 住民は徒歩(想定)で一時集結所に移動し、県が用意したバスで境港の岸壁に行き、自衛隊等の艦艇に乗船。
  • 一部住民については、道路閉塞による孤立等により、陸路での避難が困難となった場合を想定し、境海上保安部の巡視艇で境港の岸壁に移動。
  • 住民は乗船後、鳥取港へ移動し、鳥取港で住民を降船。【訓練終了】
    ※出港後は一時状況を中止し、市の防災対策等及び艦艇広報(海自企画)を実施予定
    ※(想定)航海中に放射性物質が放出したことから、住民の安心安全のため、鳥取港において避難退域時検査の実施を決定。

降船後の対応

  • 住民は降船後、県が用意したバスで昼食会場(調整中)に移動。
  • 県は、避難住民の受け入れを行うため、県営の広域避難所の開設を開始。
    ※訓練は、乗船と降船の部分のみで、残りの部分は海自が主催する体験航海。
    ※本訓練に併せて広域避難所開設訓練、避難退域時検査訓練実施予定。

各訓練実施状況

避難退域時検査訓練実施状況

海上保安庁巡視艇みほぎく

海上自衛隊多用途支援艦ひうち

県営広域避難所開設訓練実施状況

その他