(平成28年6月12日)島根原子力発電所1号機廃止措置等の事前報告に伴う原子力安全対策プロジェクトチーム会議(コアメンバー)

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4月28日に中国電力株式会社から事前報告のあったことについて、今後の県の対応の判断の資とするため、3首長(鳥取県知事、米子市長、境港市長)による意見交換を行いました。

1 日 時
  平成28年6月12日(日)12:30~12:43

2 場 所
  夢みなとタワー 特別会議室(2階、境港市竹内団地255-3)

3 参加者
(1) 鳥取県
 ・鳥取県知事 平井伸治(ひらい・しんじ)
 ・危機管理局長 城平守朗(じょうひら・もりあき)
 ・原子力安全対策監 大嶋文彦(おおしま・ふみひこ)
(2) 米子市
 ・米子市長 野坂康夫(のざか・やすお)
(3) 境港市
 ・境港市長 中村勝治(なかむら・かつじ)

4 内 容 
(1) 知事あいさつ
(2) 意見交換
(3) 知事まとめ

5 両市長のコメント要旨
【中村境港市長コメント】
○市議会あるいは住民説明会、安対協で色々協議したところ、意見要望等があったが、この報告について反対という声はなかったので、市としては了解をするが、原子力規制委員会の審査結果を受け、中国電力からの報告を最終的に受けて、その段階で最終的な是非の判断をしたい。
○中国電力に対しては、立地市並みの安全協定を結ぶように今後も強く要請していくべき。
○住民説明会、市議会での報告、説明会の中で、放射性廃棄物の処分に対する懸念が非常に多く出ていたので、この点については適切な対応を国にしっかり求めていかなければならない。
○最終的には鳥取県、米子市とよく協議をして決めていきたい。
【野坂米子市長コメント】
○申請についての住民民説明会、市議会全員協議会で私どもの考え方を述べさせていただた上で、市の考え方を取りまとめた。
○中国電力には地域住民の安全を最優先に考えて申請手続きを進めてもらいたいが、例えば安全対策、一連の手続きに際する立地自治体と同等に扱うこと、審査結果のわかりやすく丁寧な説明、防災対策にかかる費用の問題、それから使用済み核燃料等の管理、処分に関する問題等に対して、附帯意見をつけて中国電力に申入れて欲しい。
○同時に、島根県知事、国等についても同様の意見を提出していただきたい。
○最終的な意見については、原子力規制委員会の審査結果を受けた上で、鳥取県、境港市と連携しながら、市議会や安対協等の意見を踏まえて提出したい。

6 参 考
 (1) 開催の背景
  これまで、県では、このことに関して、5/16原子力安全顧問会議、5/22原子力安全対策合同会議を開催してきたところです。この度、 両市においても、議会との相談が終了(6/8境港市議会全員協議会、6/10米子市議会全員協議会)したことから、今後の進め方及び県 としての判断の資とするため両市の考え方について意見を伺うとともに意見交換を行うことにしたところです。
(2) 原子力安全対策プロジェクトチーム会議(PT会議)
  鳥取県における原子力防災・安全対策の全庁的な推進を図るため、平成24年に設置。会議のテーマに応じて、参加者を柔軟に決  定しています。今回は、限られたテーマであるため参加者を絞ったコアメンバー会議としています。
当日資料 [pdf:273KB]

会議風景

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