(令和5年11月14日・17日)令和5年度原子力防災訓練(人形峠環境技術センター対応)

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令和5年度鳥取県原子力防災訓練(人形峠環境技術センター対応)の実施

 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターにおける原子力事故・トラブル発生時における防災関係職員の対処能力の向上を図るため、岡山県等と合同で以下の通り原子力防災訓練を実施しました。

日時

11月14日(火)午前9時20分から11時まで
 図上訓練(事象発生から県災害対策本部設置までの事故発生通報伝達訓練)
11月17日(金)午後1時から4時まで
 図上訓練(事象進展に応じた県本部・オフサイトセンター・モニタリング本部等の
 運営訓練)
  ※11月17日(金)午前10時から正午までオフサイトセンター参集要員研修を実施

場所

鳥取県庁(第二庁舎2階 原子力安全対策課、緊急事態対処センター)、中部総合事務所、
原子力環境センター、三朝町役場、上齋原オフサイトセンター、人形峠環境技術センター

参加機関等

(1)参加機関
   鳥取県、三朝町、鳥取県警、原子力規制庁上齋原原子力規制事務所、岡山県、
   鏡野町、岡山県警、鳥取中部ふるさと広域連合消防局、人形峠環境技術センター 等

(2)参加者
   鳥取県内防災関係機関の職員約35名が参加(住民等の参加はありません)

主要訓練項目

(1)初動段階から災害対策本部運営段階における防災関係機関の活動、相互連携手順の
   確認・検証
(2)事象進展に応じた情報収集項目、情報発信内容及び情報整理方法の手順確認並びに
   各機関との情報共有方法の確認及び習熟
(3)原子力防災資機材等の操作方法の習熟

訓練内容等

(1)訓練想定
   事業所内での作業中に放射性物質を格納した容器の破損及び火災が発生し、
   放射性物質の漏えいが発生したとの想定で訓練を実施。
   ※訓練では防災関係機関の職員の対応能力向上を目的として、事業所の協力の下、
     あえて深刻な事故となるような発生確率が限りなく低い想定を行っています。
     なお、実際には放射性物質を格納する容器は厳しい耐性試験を経たものを使用して
     いる他、保管物質の性質を考慮した安全対策が種々実施されています。
(2)訓練内容
訓練項目 実施場所 内 容
災害対策本部等運営訓練
(11月14日9時20分~10時30分)
(11月17日13時~16時)
・県庁(原子力安全対策課等)
・中部総合事務所
・三朝町役場
・県庁、中部総合事務所、三朝町役場での事象進展に応じた情報収集、発信や対応手順の確認
・原子力防災ネットワーク等の機器を使用した情報共有方法の確認及び習熟
オフサイトセンター訓練
(11月17日13時~16時)
・上齋原オフサイトセンター
(岡山県苫田郡鏡野町上齋原514-1)
・上齋原オフサイトセンターに鳥取県、岡山県等関係自治体の職員が参集、事態の進展に応じた対応手順の確認
緊急時モニタリング訓練
(11月14日9時20分~10時30分)
(11月17日13時~16時)
・原子力環境センター ・県モニタリング本部(原子力環境センター)の運営手順、情報連絡の確認
交通規制等訓練
(11月14日10時~11時)
・鳥取県警察本部
・倉吉警察署
・発災地域へ流入する人や車両の規制実施に係る手順確認


























備考

・本訓練は、原子力施設が立地する岡山県と合同で毎年度実施しているもので、今回が24
 回目となります。
・鳥取県単独の機能別訓練として、原子力防災資機材等展開訓練、原子力災害医療活動訓練
 及び緊急時モニタリング訓練(機動モニタリング訓練)、避難所開設訓練を令和5年9月
 7日に実施済みです。

訓練写真




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