10月20日、2号機原子炉建物で新燃料の受取検査中に、新燃料2体が転倒する事案が発生しました。
 鳥取県は同日、米子市、境港市と合同で現場確認を行い、中国電力に対して原因究明と再発防止の徹底を申し入れました。
 なお、本事案で周辺環境への影響はないことが確認されています。
1 発生日時   2025年10月20日(月)午前9時20分頃
2 発生場所   島根原子力発電所2号機原子炉建物内(放射線管理区域内)
3 発生概要

  検査前の新燃料を輸送容器から取り出すため、クレーンにより輸送容器を立て起こす際、新燃料2体が床面に転倒。
  作業員の被ばく、環境への影響なし。

4 対応経過 (2025年10月20日)
9:20 事象発生 9:38 (中国電力)関連する放射線モニタの指示値異常なしを確認
9:45 (中国電力)作業エリアの拭き取り検査を実施し、汚染なしを確認
10:52 中国電力から鳥取県に事象発生の連絡
17:15 鳥取県が現場確認を実施(米子市、境港市と合同)※島根県と同時実施
5 中国電力からのお知らせ(ホームページ掲載情報) (2025年10月20日)新燃料受取検査における新燃料の転倒について (2025年11月10日)新燃料の転倒に係る原因と再発防止策について
現場確認の実施結果
(1)実施日時 2025年10月20日(月)午後5時15分から午後7時15分まで (2)実施場所

島根原子力発電所2号機原子炉建物

(3)確認者

鳥取県、米子市、境港市職員(島根県と合同で実施)

(4)確認結果 事象が発生した現場を確認し、中国電力から発生の状況や今後の対応等の聞き取りを行った。 (5)原因 燃料転倒防止用のロープ及び金具(ストッパー)を取り付けた後、燃料容器ごと立て掛けるところ、ロープ、金具ともに取り付けられていなかったもの。 (6)申入れ内容 原因究明と再発防止の徹底


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