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(平成28年5月16日)平成28年度(第1回)原子力安全顧問会議

 平成28年4月28日に中国電力株式会社から安全協定に基づき事前報告のあった島根原子力発電所1号機の廃止措置計画及び島根原子力発電所2号機の特定重大事故等対処施設及び所内常設直流電源(3系統目)の設置等について、専門的な立場から意見をいただくため、原子力安全顧問会議を開催しました。

1 開催日時

 平成28年5月16日(月)午前9時30分から11時10分まで

2 開催場所

 TKP岡山カンファレンスセンター「吉備」
 岡山県岡山市北区下石井1-3-12 アパホテル岡山東口2階

3 会議映像の閲覧会場

 県庁第12会議室(議会棟3階)で会議の模様を生中継を実施(一般傍聴も可能)

4 出席者

(1)鳥取県原子力安全顧問
(2)原子力安全対策監、原子力安全対策課職員
(3)中国電力
(4)オブザーバー(県(関係課)、市町ほか)

5 議題及び主な結果

(1)島根原子力発電所1号機の廃止措置計画について

(2)島根原子力発電所2号機の特定重大事故等対処施設及び所内常設直流電源設備(3系統目)について

<主な結果>

1号機廃止措置計画、2号機特定重大事故等対処施設等の概要について中国電力から説明が行われ、質疑応答を行った後、座長である占部顧問から総括コメントがあった。
〔1号機廃止措置計画〕
(顧問)津波の防災対策など、各廃止措置の段階に応じた防災体制を廃止措置計画に明確に規定すること。
→(中電)具体的な重大事故対策は審査の中で具体化していく。具体的な防災対策は保安規定変更認可申請の中で明確にしていく。
(顧問)事故想定及び評価を詳細に検討し、廃止措置計画にきちんと定める必要がある。
→(中電)事故想定、評価は原子力規制庁もきちんと審査すると言っており、しっかりと説明していく。
(顧問)事故想定において破損燃料からの核分裂生成物の放出率が30%とされているが、放出率の想定が小さいのではないか。
→(中電)米国の安全評価で使用している手法を参照して評価している。
(顧問)燃料プールの冷却水喪失時の評価について、全量喪失に加えて他のケースも評価した上で、最悪のケースの評価を示していただきたい。
→(中電)シナリオを検討中であり、様々なケースを想定し、審査の中でしっかり説明するとともに、顧問にも説明させていただく。
〔2号機特定重大事故対処施設等〕
(顧問)第2フィルタベントの性能や配置はどうか。
→(中電)第1フィルタベントと要求事項は同じなので、同様の性能になる。配置は第1フィルタベントとは独立したものなので、並列になる。

◆座長総括コメント(占部顧問)◆

・廃止措置は非常に長期に及ぶということ、その間何が起こるか分からないといったことについて、計画段階から十分考慮して、特に想定される事故や災害にどう対応するのかということについてより詳細に検討して欲しいというのが今回の顧問の意見であった。
・今後は、原子力規制庁の審査も順次進んでいくと思われるため、そういった状況も見ながら、継続して審議していく。
・特定重大事故等対処施設等については、新規制基準と並行して整備していくということであっても、例えば中央制御室あるいは緊急時対策所と今回の施設の3者がうまく機能していくこと等に留意しながら考えていただきたい。


(3)島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査の状況について

<主な結果>

67回目から74回目の審査状況について中国電力から説明が行われ、質疑応答を行った。
(顧問)竜巻災害の対策はどのようになっているか。
→(中電)申請時の最大風速62m/sから100m/sに引き上げを行っており、具体的な対策については今後審査が行われる。


(4)島根原子力発電所低レベル放射性廃棄物のモルタル充填に用いる流量計問題について

<主な結果>

再発防止対策の取組状況について中国電力から説明が行われ、質疑応答を行った。
(顧問)内部けん制の強化は非常に重要な取組であり、「国、自治体等へ提出する重要な報告書等の抽出及び提出前のチェック強化」に限らず、日常的に評価することが必要である。
→(中電)特に重要な観点で整理しているもので、全ての業務についてセルフチェックに加えてシステム的なけん制を強化する体制構築に取り組んでいる。


(5)平成27年度環境放射線モニタリング結果の評価等について

<主な結果>

平成27年度のモニタリング結果及び平成28年度のモニタリング計画について県から説明を行い、了承された。


(6)平成28年度原子力防災に係る取組について

<主な結果>

本年度の県の原子力防災に関する主な取組予定(原子力防災訓練の実施、地域防災計画の修正等)について説明を行い、顧問に協力をお願いした。
(顧問)昨年度整備した原子力環境センターを有効活用できるよう平時から活用されたい。
(顧問)避難退域時検査における車両検査の手順や方法等はどうしているのか。
→(県)放射性物質がたまりやすいのはタイヤとワイパー部分であり、昨年度の防災訓練ではポール型の検査装置を用いてタイヤ部分を確認し、それ以外にワイパー部分を集中的に確認することで検査の迅速性を図った。


会議の状況


会議資料

資料1 島根原子力発電所1号機 廃止措置計画認可申請の概要
資料2 島根原子力発電所2号機 特定重大事故等対処施設及び所内常設直流電源設備(3系統目)の概要
資料3 島根原子力発電所2号機 新規制基準への適合性審査の状況等について
資料4 島根原子力発電所 低レベル放射性廃棄物のモルタル充填に用いる流量計問題に関する再発防止対策の実施状況について
資料5-1 平成27年度原子力施設周辺環境放射線等測定結果
資料5-2 平成28年度平常時モニタリング計画
資料6 平成28年度主要事業について

会議次第 [pdf:98KB]

出席者名簿 [pdf:73KB]

資料1 [pdf:1MB]

資料2 [pdf:298KB]

資料3 [pdf:662KB]

資料4 [pdf:211KB]

資料5-1 [pdf:4MB]

資料5-2 [pdf:472KB]

資料6 [pdf:601KB]