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(平成26年2月17日)第10回原子力防災専門家会議 

原子力規制委員会で開始された島根原子力発電所2号機に係る新規制基準適合審査の状況について確認するとともに、原子力防災に関する施策等について技術的助言をいただくことを目的として、次のとおり第10回原子力防災専門家会議を開催しました。

1 日時

 平成26年2月17日(月)午後1時30分~午後3時30分

2 場所

 鳥取県災害対策本部室(県庁第二庁舎3階)

3 出席者

(1)委員
   鳥取県原子力防災専門家会議委員
(2)県関係者
   知事、危機管理局長、原子力安全対策監
(3)中国電力
   芦谷副本部長、長谷川副本部長等
(4)オブザーバー等
   県(福祉保健部、生活環境部、中部総合事務所、西部総合事務所)、
   米子市、境港市、三朝町

4 主な議題等

 議題及び主な結果
(1)島根原子力発電所2号機の新規制基準適合性審査について
○ 適合性申請内容について、従前からの変更点、安全審査の状況について中国電力から説明を受け、質疑応答を行いました。
<主な意見等>
・フィルタベントで希ガスの除去ができるのか。(→性質上滞留し低減する方向で検討中)
・原子力災害時に、放出源情報を確実に自治体に提供できる体制が必要である。
・審査内容について、県民にわかりやすい説明が必要である。
・放射性物質を漏らさない対策についても、しっかりとした説明が必要である。
○ 島根2号機に係る専門家会議の当面の進め方として、適合性確保が適切になされていることの確認とともに、地域特性を踏まえた論点(汚染水対策、地震・津波対策、フィルタベント等のシビアアクシデント対策)について重点的に調査・検討を行うこととしました。
(2)平成25年度原子力防災訓練の振り返りについて
防災訓練を振り返っての課題と対応について事務局から説明を行い、御意見等をいただきました。
<主な意見等>
・昨年の反省点が反映された先進的な訓練であった。
・児童への対応を教育委員会等と連携して訓練要素に取り入れてみてはどうか。
(3)県地域防災計画(原子力災害対策編)・広域住民避難計画の修正について
原子力災害対策指針等の改正、原子力防災訓練による検証結果、避難時間の推計等を踏まえた県地域防災計画(原子力災害対策編)、広域住民避難計画の修正案について事務局から説明を行い、御意見等をいただきました。
<主な意見等>
・モニタリング体制について、国と県の連携、役割分担を明確にすること。
・避難手順等について住民にわかりやすく説明すること。
(4)その他(モニタリング結果、来年度のモニタリング計画等)

第10回 原子力防災専門家会議開催の様子

5 資料

第10回議事次第 [pdf:59KB]